
SDRを試した日記 その0.1の続きです。
防災無線の受信(未完)
住んでいる地域の防災無線、正確には同報系防災行政無線を受信しようとしています。
まず周波数の特定から行いたいですが、公開はされていません。 60MHz帯の免許が取られていることは確認できましたが、それ以上は不明です。 その範囲で何か信号があればとスキャンしてみますが、自宅から受信した限りではそれらしい信号はありませんでした。
送信所の近くで再度確認したい。 しかし送信所の位置も公開されていません。 パンザマストこと屋外拡声子局には八木アンテナが取り付けられており、送信所の方向はわかります。 そこで、チマチマ子局のアンテナが向いている方向を集計し、送信位置と思われる場所が判明しました。 (たいてい役場や関連する公共施設だそうで、わざわざ子局から調べるよりも、とりあえずそれっぽい施設に行って観測するだけで良かったんじゃないかという気はしますが……)
実際にその位置の近くでスキャンするとそれらしい信号があります。 方式はSTD-T86で、下記のソフトウェアでデコードもできました。
symysak/arib https://github.com/symysak/arib
ところが自宅からではうまく受信できません。 かろうじてベランダからロッドアンテナを出せば弱い信号は受信できるものの、これだとデコードでCRC不一致の割合が高く実用上はダメです。 また、このアンテナも常にベランダに置いておくわけにもいかず難があります。
八木アンテナで狙ってみたいですが、集合住宅のベランダにはスペース的にも管理規約的にも設置できません。 もちろん室内にも設置できるわけありません。 早く一戸建てを建てて近所から噂されながら屋根にアンテナを立てたい。
NanoVNAの導入
現状の環境でなんとか受信できるよう、専用のアンテナを作ってみたくなりました。 アンテナパラメータも測定して、しっかり狙った周波数帯に同調していることも確認したい。
そこで、NanoVNAを購入してみました。 NanoVNAにはいろいろ種類がありますが、使いこなせる自信はないのでここで購入したのは最も安価な$30ほどで売られているタイプです。 NanoVNAではアンテナパラメータの測定以外にも、フィルタ回路の測定もできるようなので将来的にはそちらも試したいですね。
そんなNanoVNAでキャリブレーションを行ったのち、測定を行うとそれらしい画面になりました。
NanoVNAのスクリーンショット
試しに防災無線受信用として、ロッドアンテナ2本を使ったダイポールアンテナを作って測定してみますが……うまくいきません。 これから使いこなしていこうと思います。
おわり。
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